エモアワード2024でグランプリ受賞!
Z世代をターゲットとした優れた動画表現を表彰する「エモアワード2024」で当社が制作に携わったトヨタ自動車「高齢ドライバーと、どう向き合うか」がグランプリを受賞しました。
「エモアワード」は、Z世代の心を揺さぶる“エモい”クリエイティブを表彰するアワードです。より良質でエモい動画表現の文化形成を促進することで、企業と消費者が従来よりも深く、本質的な部分でつながることができる未来を目指すことを目的に設立されました。
初開催となった今回は2024年1月1日から10月31日までに日本国内で公開された動画作品を対象として、Z世代の一般生活者による一般審査と国内有識者・専門家による審査員審査を経て、グランプリ1点と優秀賞3点が選出されました。
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<グランプリ>
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#CHANGE トヨタのサステナビリティ
「高齢ドライバーと、どう向き合うか」
クライアント: トヨタ自動車株式会社
広告会社: トヨタ・コニック・プロ株式会社
制作会社: 株式会社シースリーフィルム
★C3Film Staff
Producer: 田村彦人
Production Manager: 須貝優斗
Production Assistant: 須田恵永
Narrator: 枝茂川晃生
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審査員のコメント
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家族に頼られていた祖父が抱く、免許を返納することで、家族に頼られなくなってしまうのではないかという寂しい心情と、その祖父の思いを家族が深く理解し寄り添うストーリーを描いたエピソードです。特に、祖父が家族旅行を継続したいという本質的な願いを、祖父が自動車を運転しなくなった後も家族全員で叶えようとする姿が、「家族愛」として多くの共感を呼ぶ、エモい作品となっています。
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高齢者による事故が社会問題となる一方で、地方においては“日常の足”となっているクルマを簡単には手放せない事情がある。運転免許返納にまつわるその葛藤を、帰省した孫と祖父、家族のストーリーに載せてつまびらかにしています。移動環境も運転能力も地域や人によって異なるため、何か一つの結論を出すのではなく、自分ごととして考えさせられる内容であることが、約70万視聴と多くの人を巻き込む要因になったと思います。単に共感・感動を生んだ作品ということではなく、普段は意識することがない「移動の本質価値」に改めて気付かせてくれたことに、この動画の凄みがあると感じます。