追求したい表現がある人こそ。
プランナー/ディレクター
田中 靖人 2020年入社
ーシースリーフィルムに入社した経緯を教えてください。
大学では映画を専攻し、そのまま映像関係の仕事に就きたいと思っていました。新卒でプランナー・ディレクターとして採用いただき、現在はENDOJI_LABO. ※に所属しています。
※東京と名古屋に拠点を置く映像プロダクション・シースリーフィルムのクリエイティブチーム
ープランナー・ディレクターのお仕事について教えてください。
企画は脚本を書くような仕事。クライアントの課題を解決するために「何を言うか?」をまずは考える。その後は「それをどう表現するか?」を整理し、検討します。これが企画の領域です。
そこから現場に入ると 、空間的制約を受けるし、自分のイメージ通りにいかないこともあります。どのような手段をとれば企画の狙いを達成できるのか。よりプラスαをもたらせられるのか。検証を重ね、各部署のスタッフとすり合わせを行うのが演出の領域です。
ー2つの役職について、どのように感じていますか。
企画や演出のコンテを書くことが好きなので、どちらもやりがいがあります。自分の主観が中心になるので、これは本当に面白い企画なのか、他者の目にはどう映るのか、常に考えなくちゃいけない。「対話する」ことが大切です。
ー働きやすさについては、どのように感じていますか。
働きやすいと感じています。プランナー・ディレクターは働く場所や時間の使い方に各々の裁量が大きく、個人商店のような感じです。会社は自分が最大限に力を発揮できる環境を尊重してくれる。それがありがたいです。
ー業界の課題について教えてください。
広告業界はデジタルの台頭で、より「数字」が重要視される時代になりました。再生数や、エンゲージメント率などが分かりやすい成果として現れてきます。さらに、タレントさんのアップが多いと良い、冒頭〇〇秒以内に商材をわからせると良いなど、数字が出やすいクリエイティブの法則も常識になっています。しかし忘れてはいけないのは、デジタルの指標は刈り取り型が多いということ。あくまで測定できる数字が上がるための効率を示しているだけで、実際の映像体験そのものを向上させるかとは別物です。
結局、目の前をちゃんと見ること。まだまだそれを欠かして何かはつくれません。
追求したい表現や目標がある人こそ、この業界を目指してみてほしい
ー最後に、シースリーフィルムで働くことに興味のある方へ、メッセージをお願いします。
生活が安定することは思っている以上に素敵なこと。探求したいものに集中することもできるし、それが結果、仕事に結びつくこともあります。映像に限らず、演劇でもお笑いでも絵でも彫刻でも、追求したい表現や目標がある人こそ、この業界を目指してみてほしいです。シースリーフィルムは個性を尊重してくれる会社です。少なくとも僕は興味関心のおもむくままに、仕事に役に立つことも役に立たないことも色々と探求してきましたが、苦言を呈されたことは一度もありません。
ぜひ、検討してもらえたらなと思います。