ひとクセ仕込んで、
独自性のある作品を作り続けたい
プロデューサー
安達 友斗 2017年入社
ディレクター・プランナー
足立 光太郎 2018年入社
ーシースリーフィルムに入社した経緯を教えてください。
足立:
就職活動の時期にさしかかって、自分はどんな仕事がしたいかを考えた時に、ぱっと思いついたのが映像業界でした。映画が好きだったので映画の助監督も検討したけど、かなりハードそうで……。若手でも演出ができるということで、CM業界に目をつけました。自分の好きな映画監督がCM業界出身だったことにも影響を受けて、シースリーフィルムを受けました。
安達:
映画が好きだから受けてみようかな、くらいの軽いノリで受けました。私服で面接に行って、そのまま遊びに行くぞ、くらいのノリで(笑)
足立:
え、最終面接も私服?
安達:
私服でした(笑)面接官の方もカジュアルで、こちらが一方的にアピールするのではなく、一緒に話をしましょうという雰囲気をつくってくれて、面接できちんとコミュニケーションを取れたことが入社の決め手になりました。
ーお仕事の内容について教えてください。
安達:
プロデューサーは映像制作における責任者。最終的なクオリティの担保や予算管理をしっかりしつつ、チームが一丸となるよう、まとめあげるのも大事な仕事です。
足立:
ディレクターとプランナーは、プロデューサーが案件を受注すると必要に応じて声をかけられます。ディレクターはいわゆる「監督」です。映像の絵コンテを書いて、完成のイメージを他のスタッフに共有する、ビジョンを表に出す際のフィルター的な役割だと思っています。プランナーが行うのはCMの「企画」。その商品をどのように伝えるべきか、どうしたら世の中に認知してもらえるのか、という“核”を見つけていく役割です。
安達:
ディレクターがプランナーとして企画したCMの演出をすることもあれば、企画と演出を別々の人が担うケースもあります。個人的には、兼ねている人にお願いできるのは素敵なことだと思っています。最初から携わってくれるから、作品の温度感やニュアンスが制作の過程でぶれないし、何より作品のことを一番に理解している存在が近くにいるのは心強いです。
足立:
一方で、違う人が担当することによって、作品に新しい視点を取り込めることもあります。
ープロデューサー、ディレクター・プランナーになるまでのキャリアステップを教えてください。
安達:
プロデューサーの場合は、PM(プロダクションマネージャー)として入社後、まずはPMのアシスタントとして先輩について経験を積んだ後、メインPMとして作品に携われるようになります。PMとして何年か経験を積むとチーフPMに昇格。さらに何本もの作品を経験すると、プロデューサーの名刺がもらえるようになります。私の場合は先輩から仕事を引き継ぐタイミングでプロデューサーになりましたが、自分から「プロデューサーになりたい」と手を挙げる社員もいます。
足立:
私の場合は入社後にPMのアシスタントを経験し映像制作の流れを学んでから、プランナーとしていろいろな企画会議に参加するようになりました。その後は、プランナーとしていろいろな企画会議に参加するようになりました。最初は見様見真似で企画を考えます。たくさんの案件の企画を経験していくと、広告会社の方やプロデューサーから「演出もやってみない?」と声をかけてもらえるようになり、演出をするチャンスを得ていきます。
ーアシスタント時代に印象深かったことは何ですか?
安達:
現場に行ってしまえば、入社1日目だろうが、10年目だろうが関係ありません。会社の中ではアシスタントという新人ポジションでも、外に出てしまえばその道何十年のベテランスタッフと同じ熱量を求められるのがこの業界の特殊なところです。大変でしたが、かなり鍛えられました。
ーお仕事をする上で心がけていることは?
足立:
優秀なスタッフがたくさんいる中でも「足立にオファーしたい」と思ってもらえるような、独自性のある作品を作ること。どんな作品でもひとクセ仕込むようにしています。
安達:
そのひとクセがとても評判で、面白系の案件がきたら足立さん、っていうイメージがついたよね。
足立:
嬉しいです(笑)これからはエモーショナル系などにも挑戦してみたいです。
安達:
自分が心がけているのは、当たり前だけれど「良いものを作る」を必ず念頭に置くことです。同時に、“プラスアルファ”を常に意識しています。依頼を頂いて仕事をする以上、依頼主の期待を上回るものを毎回返したいです。良い作品をつくるためには、チームの信頼関係や、円滑なコミュニケーションが必須になります。「やってよかった」と思える現場作りを引き続き実現していきたいです。
現場に行ってしまえば、入社1日目だろうが、10年目だろうが関係ありません
ー最後に、シースリーフィルムで働くことに興味のある方へ、メッセージをお願いします。
足立:
自分のペースで無理なく働けることが大きな魅力の1つです。私の場合、1週間のうち、1日出社して、1日現場に行って、残りの3日は自宅など、好きな場所で働いています。インスピレーションが湧きやすい場所で自由に仕事ができること、クリエイターとしてはこの上ない環境だと思っています。このHPを見て少しでも感じるものがあったら、直感を信じて受けてみてください。